桜島噴火を中心とした関連ニュース・リンク集




桜島で噴火 噴火警戒レベル5に引き上げ 33世帯に避難指示

(2022/7/25) 

2022年7月24日夜、鹿児島県の桜島で爆発的な噴火が起き、大きな噴石が火口から2.5キロ付近まで飛びました。
気象庁は桜島に噴火警報を発表して噴火警戒レベルを最も高いレベル5の「避難」に引き上げ、火口からおおむね3キロ以内の居住地域で大きな噴石に厳重に警戒するよう呼びかけています。
(【 追記 】 7/27 レベル3へ引き下げられた。)

桜島大規模噴火恐れ 気象庁 初の警戒レベル4

(2015/8/15-18) 

気象庁は8月15日、桜島で大規模噴火が切迫しているとして噴火警報を出し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から4(避難準備)へ引き上げた。これ伴い、鹿児島市は島の3地区に避難勧告。
気象庁は15日午後、鹿児島県・桜島でこれまでの規模を上回る噴火が起きた場合、噴火警戒レベルを4(避難準備)からさらに5(避難)に引き上げ、鹿児島市が桜島全域の住民を避難させる事態も想定していることを明らかにした。
8月16日8:00AM現在、桜島フェリーと垂水フェリーは通常運航。桜島フェリーの「よりみちクルーズ船」と「観光納涼船」は、16日運休。桜島定期観光バスと、観光周遊バス「サクラジマアイランドビュー」も運休。有村溶岩展望所、湯之平展望所、レインボービーチ、西道海水浴場、黒神埋没鳥居前駐車場は閉鎖中。
18日も火山性地震が発生しているほか、山体が膨張した状態が続いています。

〔19日追記〕15日、桜島の地盤が僅か数時間で5cm伸び、観測開始からの20年に伸びた量の半分近くに達したことが、GPSのデータから分かったようで、専門家は、このとき火口直下まで一気に上昇したマグマがとどまっていると考えられるとして、引き続き、規模の大きな噴火に警戒する必要があると指摘。(18日NHKニュース)


3年ぶりに桜島震源有感地震

(2015/3/31) 

3月31日午前7時27分頃、鹿児島市で震度1の地震があった。福岡管区気象台によると、震源は桜島で、震源の深さは約10kmマグねチュード2.6と推定される。桜島では山体膨張が続いており、今回の地震はそれが一因とみられるとの事。



爆発的噴火1日31回 過去最高を2日連続更新

(2015/3/28) 

活発な火山活動が続いている桜島で3月27日、計31回の爆発的噴火があり、1日あたりの回数として過去最多を記録。前日にも、26回の爆発的噴火があり、2日連続での更新。 午後4時18分には噴煙が3000m以上まで上がり、昭和火口から1300mの範囲に大きな噴石が飛んだ。



桜島 爆発続く 再び「大正噴火」級の可能性 大規模降灰に警戒

(2013/11/4) 

今年、10月末までに爆発的噴火は763回を数えた、8月には5000m上空まで噴煙が上昇し「火道(マグマの通り道)が広がっているのでは」との指摘もある。 58人の死者・行方不明者を出した「大正噴火」から来年1月で100年、マグマの供給は断続的に続き、大正噴火時の9割程度まで蓄積されているとの見方があり、警戒が必要。 (11月4日付宮崎日日新聞)



昭和火口が噴火 噴煙は高さ約4500mに達した。

(2013/10/21) 

10月21日午前10時35分、鹿児島市の桜島・昭和火口が噴火、噴煙は高さ約4500mに達した。鹿児島地方気象台によると、噴煙の高さは9月26日に並び観測史上2位タイ。昭和火口では、8月18日に爆発的噴火で高度約5000mの噴煙が上がった。



桜島また噴火、噴煙は高さ4000m  昭和火口、車の窓ガラス破損

(2013/9/25) 

鹿児島地方気象台によると、鹿児島市の桜島・昭和火口で25日午後0時40分ごろ、桜島で爆発的噴火があり、噴煙が火口から高さ4000mまで上がった。 地元消防によると、噴石で少なくとも車2台の窓ガラスが割れた。

PS: 9/26 にも 爆発、噴煙が火口から高さ4500mまで上がった。火口から南約3キロの同市有村町で噴石(最大約1.5cm)が見つかったが、被害は確認されていない。



【科学】マグマ蓄積…大噴火の警戒期に 桜島、大正大被害から100年(産経ニュース記事)
世界有数の活火山・桜島(鹿児島市)の「大正大噴火」から来年1月で100年を迎える。
マグマは地下で徐々に蓄積され、2020年代には当時と同程度の量に達するとみられており、専門家は大噴火の警戒期に入ったと指摘している。



桜島噴火、噴石で車17台のガラス割れる被害、火口からおよそ3キロ南にある麓の集落で最大およそ4センチの噴石

(2013/9/4) 

9月4日午前11時に昭和火口で爆発的噴火が発生、小さな噴石(火山れき)が火口からおよそ3キロ南にある麓の古里町から有村町にかけての範囲(昭和火口から南側約3km)に降下しました。この噴石(火山れき)の最大は約4cmで、に噴石で車17台のガラスが割れる被害が出ました。 けが人はいませんでした。
垂水市役所付近(昭和火口より南南東側約10km)では、約5mmの小さな噴石(火山れき)が確認されました。

火山活動解説資料 平成25年9月4日19時00分発表
桜島の火山活動解説資料 福岡管区気象台 火山監視・情報センター 鹿児島地方気象台
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/fukuoka/13m09/20130904_506.pdf

噴石(火山れき)は、風に乗って遠くまで飛びますので、風のある日、風下は要注意が必要です。

過去、大きな噴石被害としては。
1986年(昭和61年)11月23日に桜島古里地区のホテルに直径約2m、重量約5トンの噴石が落下、建物の屋根と床を突き破り、宿泊客と従業員の合わせて6名が負傷するという火山災害が発生している。




8月18日 爆発的な噴火、噴煙は高さ5000m、大量の火山灰が市街地に

(2013/8/18 NHKニュース など)

桜島の昭和火口で、18日夕方、爆発的な噴火が発生、噴煙が高さ5000mまで上がり、大量の火山灰が市街地に降りました。
高さ5000mの噴煙が確認されたのは、気象台が観測を始めてからは初めて。
噴火に伴って、大きな噴石が約1800メートル離れた3合目に落下したほか、小規模な火砕流が火口の南東およそ1Kmまで流れた。
噴煙は風で北西方向に流れ、鹿児島市などに大量の灰が降った。
線路に積もった灰を取り除くためJR日豊線が一部区間で運転を一時見合わせ、約500人に影響した。

以下は、気象庁ページより
2013年08月18日16時31分(180731UTC) 第2報
有色噴煙:火口上5000m(海抜19100FT)
流向:北西
横山最大振幅:9.0μm
瀬戸空振計:14.9Pa
弾道を描いて飛散する大きな噴石:3合目(昭和火口より1300から1800m)
噴煙量:多量
火砕流:あり
火口:昭和火口
今年500回目

参考画像  
■ 「ドカ灰」で降灰した鹿児島中央駅の様子(twitterより)
https://twitter.com/HarryLVE/status/369015825761452033/photo/1
■ 朝日新聞記事
http://www.asahi.com/national/update/0818/SEB201308180004.html

動画
■Youtubeに投稿された降灰中の動画 http://youtu.be/Etmh6YL9jQM

追記
8月18日の爆発噴火による降灰の噴出量は、通常の昭和火口での噴火による降灰の噴出量の10倍近い約15万トンであったとこがわかった。
京大防災研究所火山活動研究センターの井口正人教授は、昭和火口が噴火活動を再開した平成18年6月以来、最大規模の噴火だとしている。
井口教授によると、桜島の地下に蓄積されているマグマ全体から見れば、今回はガス抜きにもなっておらず、今後も同規模の噴火は考えられるという。(情報元:2013.8.20 産経ニュース)

今年500回目の噴火 しかも 5000mとは・・・ 収束してくれると良いのですが。



桜島 観測史上3番目の爆発的噴火 噴煙3400メートルに上昇 観測史上3番目

(2013/7/10 産経新聞 )

7月10日午後5時58分、桜島の昭和火口で爆発的噴火があり、鹿児島地方気象台によると噴煙が3400mまで上がった。観測史上3番目の高さという。気象台によると、噴煙が最も高かったのは2009年4月9日の4,000m。



南岳の山頂火口で多量の噴煙を噴出する噴火が発生する可能性

(2013/5/30 南日本新聞 )

鹿児島地方気象台は5月30日、桜島・南岳山頂火口で鹿児島市街地などが大量の降灰に見舞われた昨年7月24日の爆発と同規模の噴火が発生する可能性があるとする解説情報を発表、注意を呼びかけた。
 観測坑道に設置している傾斜計と伸縮計で、27日ごろから山体の膨張と考えられるわずかな変化が見られ、南岳の山頂火口で多量の噴煙を噴出する噴火が発生する可能性があるという。
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=48788
気象庁 該当ページ
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_05_20130530133028.html

昨年の噴火では約30万トンの火山灰が噴出、鹿児島市内ではJRが一時運休。桜島の国道224号も全面通行止めとなった。

最近の噴火映像 5月30日夜の噴火動画 これは昭和火口のようです。 → http://youtu.be/fXT353oynJU



山肌赤く染める爆発的噴火 鹿児島・桜島、1日5回も

(2013/5/19 朝日新聞 )

5月18日未明から朝にかけて5回の爆発的噴火があり、昭和火口から噴石が噴き出し、山肌を赤く染めた。火山灰の粒子などの摩擦で「火山雷」も発生した。 鹿児島地方気象台によると、5回目の午前8時7分の爆発が今年331回目。気象台は「今のところ大爆発の兆候は見られない」としている。爆発的噴火は昨年885回、2011年が観測開始から最多の996回だった。
http://www.asahi.com/national/update/0518/SEB201305180018.html


昨年(2012年)の爆発的噴火(爆発)は885回 観測開始以降3番目の記録 500回以上の爆発は09年から4年連続

(2013/1/2 毎日新聞 )

桜島の昨年1年間の爆発的噴火(爆発)が885回に上り、1955年の観測開始以降、11年(996回)と10年(896回)に続き3番目に多かったことが、鹿児島地方気象台の観測でわかった。
500回以上の爆発は09年から4年連続。爆発は、昭和火口が883回、南岳火口2回。


桜島大正噴火100周年事業実行委員会公式ホームページ 

(2012/10/10 )

死者、行方不明者58人を出した鹿児島市・桜島の「大正噴火」から2014年で100年になるのに合わせ、当時の様子や桜島の歴史を紹介したホームページ(HP)が開設された。市や鹿児島県でつくる桜島大正噴火1000周年事業実行委員会が、桜島への関心を高めてもらおうと企画
県立博物館所蔵の大正噴火当時の貴重な写真を豊富に掲載
実際に大正噴火を体験した方の体験談を掲載 桜島の特産品が当たる「火山クイズ」をホームページ上で実施
桜島火山防災ハザードマップを掲載したほか,大規模噴火の兆候や避難時必需品の紹介など,防災に役立つ情報を掲載
http://sakurajima100.org/


爆発的噴火で土砂飛ばされ 桜島昭和火口が 5年間で2・5倍に 

(2012/7/25 共同通信)

桜島・昭和火口の大きさが、活動を再開した2006年からの約5年間で約2・5倍になっていることが25日、国土交通省大隅河川国道事務所への取材で分かった。度重なる爆発的噴火で、火口付近の土砂が飛ばされたのが原因という。
2006年11月の調査で東西106m、南北148mだった昭和火口は、2011年10月には東西266m、南北349m拡大した。



京都大学防災研究所火山活動研究センターの井口正人教授 新燃岳の10倍の噴火を想定

(2012/7/25 MBCニュースを参照記載)

京都大学防災研究所火山活動研究センターの井口正人教授は、「それなりの大きな変動があったので南岳の爆発が起こったと考えている。マグマの供給量が多かったということ。この爆発をきっかけに、昭和火口の爆発が活発化する可能性がある。今後、10年を考えると、溶岩が流れる、昨年の新燃岳の10倍の噴火を想定している」。
25日は昭和火口の噴火・爆発が午後5時までに8回爆発あるなど、桜島自体の火山活動が活発化しており、十分な注意が必要だということです。


桜島の南岳山頂火口が約1年半ぶりに爆発的噴火。鹿児島市街地に大量の降灰、

(2012/7/25 朝日新聞などを参照に記載)

桜島の南岳山頂火口で7月24日19:15分、約1年半ぶりに爆発的噴火。(この1年半は昭和火口だけが爆発)。大きな噴石が4合目まで達し、東風で大量の降灰に見舞われた鹿児島市は、駐車した車に火山灰が積もり、道路は白線が見えないくらい。JR鹿児島中央駅発着の列車が運転を見合わせた他、桜島の南側を走る国道224号が通行止めになるなど、交通にも影響が出た。


市街地に大量の火山灰…桜島で爆発的噴火相次ぐ

引用元(2012/5/21 読売新聞)

桜島の昭和火口で5月20日から21日にかけ、爆発的噴火が相次ぎ、大量の火山灰が鹿児島市街地に降り注いだ。
鹿児島地方気象台によると、21日午前9時までの
24時間降灰量は1平方メートル当たり733グラム。昭和火口の噴火活動が再開した2006年6月以降、最も多い量。桜島の今年の爆発的噴火は530回を超え、気象台は「引き続き警戒が必要」としている。

鹿児島、日豊、指宿枕崎線で計36本が運休、計44本が遅れ、約1万3200人に影響が出た。 写真 写真

〔追記情報〕
南日本新聞によると21日未明には火口東側約300mまで火砕流が確認されたほか、大きな噴石が4合目まで飛んだようです。
22日も午前9時までの24時間に鹿児島地方気象台(同市東郡元町)で1平方メートル当たり600ラムを観測、2日間で1.3キロとなったようです。これからの時期の風向きは、桜島から鹿児島市街地方面が多くなるそうです。

桜島、噴煙3500メートルに 1年1カ月ぶり
桜島の昭和火口は5月23日午後2時54分、爆発し、噴煙が火口から高さ3500メートルまで上がった。噴煙の高さが3000メートル以上になるのは、2011年4月4日の同火口の爆発で3000メートルを観測して以来、1年1カ月ぶり。

桜島 5月7日、今年500回目の爆発 観測をはじめた1955年以降、最速。

毎日新聞(2012年5月7日) 

昭和火口で7日午後0時45分、今年500回目の爆発的噴火があった。観測を始めた1955年以降で最速。鹿児島気象台の松末伸一調査官は「地殻変動や地震活動に大きな変化はなく、大規模噴火の兆候はない」としている。


直径約50cmの噴石が2合目(火口から2.4Km)まで 入山規制範囲 約2.5Kmに拡大 (気象庁) 

 (2012 03/12 時事通信)

3月12日午後3時7分ごろ、昭和火口が噴火、大きな噴石が2合目まで飛んだ。気象庁は、これまで火口から約2キロだった入山規制の範囲を約2.5キロに拡大。噴火警戒レベルは3を継続。 (2012 03/12 時事通信)

直径約50センチの大きな噴石が火口から約2.4キロの2合目に達した。2合目まで噴石が達したのは09年3月10日以来約3年ぶり。また同市黒神町にある空振計では229.6パスカルを計測し、昭和火口の爆発としては今年2月に計測した181.4パスカルを大きく上回り観測史上最大となった。(2012 03/12 毎日新聞)

気象台によると、噴石は火口の南東2・4キロ付近まで飛び、火口から最も近い有村地区(13世帯18人)まで約2・3キロに落下した。 (2012 03/13 読売新聞)

桜島の昭和火口では今年に入り、強い空振、飛距離の長い噴石飛散を伴う規模の大きな爆発が増えている要因として、石原和弘京都大学火山活動研究センター長は火口の拡大を理由に挙げ、「火口で冷えて固まった溶岩の量が増えて、噴き飛ばす圧力が大き くなっている」と説明  火口周りの大きさは2006年11月から、2011年10月には約2.5倍に拡大。(2012 03/13 南日本新聞)


今回の噴火 Youtube動画 →  http://goo.gl/qBnyI (前半カット、50秒後よりスタート)

以下は 気象庁サイトより

火山:桜島
日時:2012年03月12日15時07分(120607UTC) 第2報
現象:爆発
有色噴煙:火口上1800m(海抜8600FT)
白色噴煙:
流向:南東
横山最大振幅:6.9μm
爆発音:なし
体感空振:中
東郡元空振計:48.4Pa
瀬戸空振計:229.6Pa
弾道を描いて飛散する大きな噴石:2合目(昭和火口より1800から2700m)
噴煙量:中量
火口:昭和火口
今年307回目

火山名 桜島 火山の状況に関する解説情報 第22号
平成24年3月12日16時30分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>

1.火山活動の状況
(3月9日から3月12日16時)
 昭和火口では今期間、爆発的噴火が12回発生しました。このうち本日15時07分の爆発的噴火では、弾道を描いて飛散する大きな噴石が2合目(昭和火口より2km付近)まで達しました。有村地区から北東へ概ね2km付近でした。いずれの噴火でも、火砕流は発生していません。
 また、大隅河川国道事務所が有村坑道に設置している伸縮計の観測では、山体の膨張と考えられる変化が認められました。

 今後、桜島の噴火活動は活発化する恐れがあり、火口から2kmを超えた居住地域近くまでの範囲で大きな噴石及び火砕流に警戒が必要であることから15時35分に火口周辺警報(噴火警戒レベル3,入山規制)の切り替えを発表しました。

**中略**

2.防災上の警戒事項等
 昭和火口及び南岳山頂火口から2kmを超えた居住地域近くまでの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。
 風下側では降灰及び遠方でも風に流されて降る小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。
 降雨時には土石流に注意が必要です。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>  / 引用おわり。

追記
その後、3/22 、 入山規制をこれまでの2キロに戻したようです。

気象台は「12日の爆発以降は2合目まで噴石が飛ぶことはなく、噴火活動が活発化する兆候も見られないため」としている。



2011年の爆発的噴火は観測開始以来最も多い996回 

引用元 (2012 03/8 南日本新聞)

2011年に観測された爆発的噴火の回数は996回で、55年の観測開始以降、年間で最も多くなった。
2012年1月も172回に上り、同じく月間最多記録を更新している。


桜島 2月21日 21回の噴火、日間最多の噴火記録を更新

引用元 (2011 02/13 南日本新聞)

桜島・昭和火口は12日午後1時10分ごろ、この日16回目の爆発を記録、観測統計の残る1955年以降で日間最多を更新。 京都大学防災研究所火山活動研究センターはこれまでの観測で蓄積マグマ量が既に1914年の大正大噴火時の約9割近くまで達しているとみている。井口正人准教授は「長期的な活発化へのステージに向かっている状態」と指摘し、警戒を促している。


桜島南岳が1年4カ月ぶり爆発

引用元 (2011 02/07 南日本新聞)

桜島の南岳が2月7日午前8時5分と同9時16分、相次いで爆発。
桜島の爆発は今年に入って126回目だが、同日の2回を除いてすべて昭和火口の爆発。
南岳の爆発は2009年10月3日以来。国道224号が有村−桜島口の間で、降灰により一時通行止めとなった。


桜島の爆発的噴火、2010年過去最多 1年間に 896回 

桜島の2010年の爆発的噴火回数は896回、年間最多記録を更新した。これまでの最多記録2009年の548回。


火山噴火予知連絡会、鹿児島県・桜島について「現在は小康状態だが、中・長期的には注意が必要」 

桜島「中・長期的注意が必要」 予知連見解 引用元 (2010年10月13日 共同通信) 

桜島「中・長期的注意が必要」 予知連見解
火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東大地震研究所名誉教授)は13日午後、鹿児島県・桜島について「現在は小康状態だが、中・長期的には注意が必要」との見解を示した。

 予知連によると、桜島直下へのマグマ供給は6月ごろから減る傾向で、9月中旬以降は噴火回数も減少。気象庁は9月30日に噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げた。
しかし10月13日夜、小規模な爆発的噴火があり、再びレベルを3に引き上げた。

マグマ供給源の鹿児島湾の「姶良カルデラ」深部は膨張が続いており、藤井会長は「今後、桜島直下へのマグマ供給が増えれば、再び活発化に向かう可能性がある」と指摘。
人工地震による地下構造探査を2008、09年に引き続き今年も12月に実施する。

桜島 気象庁 平成22年8月13日 〜 平成22年8月19日 週間火山概況 

気象庁 平成22年 No.34 週間火山概況 引用元 (2010年8月13日 〜 2010年8月19日) 

昭和火口では小規模な噴火が3回発生したが、爆発的噴火は発生しなかった。
南岳山頂火口では、噴火は発生しなかった。
火山性地震は少ない状態で経過した。また、噴火に伴う火山性微動が観測された。
国土地理院のGPSによる地殻変動観測では、姶良(あいら)カルデラ(鹿児島湾奥部)深部の膨張による変化が引き続き観測されている。今年初め頃から桜島島内で見られていた伸びの傾向は7月頃から鈍化している。

昭和火口及び南岳山頂火口から2km程度の範囲では、大きな噴石及び火砕流に対する警戒が必要である。
風下側では降灰及び小さな噴石(火山れき)に注意が必要である。降雨時には土石流に注意が必要である。

桜島の爆発的噴火、年最速600回超す

西日本新聞(2010年6月30日) 

桜島の今年の爆発的噴火が6月30日、600回を超えた。1955年からの観測史上初めて。最多だった昨年の548回を半年で追い越し、記録を更新し続けている。
 鹿児島地方気象台によると、鹿児島湾北側の姶良(あいら)カルデラのマグマだまりからマグマの流入が増えており、活動が活発化しているという。同気象台は「大規模噴火の兆候は今のところみられない」としている。

桜島爆発早くも500回 年間最多ペース

西日本新聞(2010年5月11日) 

5月11日早くも今年500回目の噴石などを伴う爆発的噴火を観測。桜島の爆発的噴火回数は、観測史上最多だった昨年の548回を大幅に上回る月間100〜130回で推移。鹿児島地方気象台によると、「すぐに大規模な爆発が起きる恐れは少ないが、今後は溶岩が流出する可能性もある」という。

桜島噴火「活動活発化で警戒必要」…予知連

読売新聞(2010年2月2日) 

火山噴火予知連絡会は2月2日、噴火が続いている桜島の昭和火口について、「活動が活発化しており、警戒が必要。溶岩流出の可能性も考えられる」との評価を発表。昭和火口から溶岩が流出すれば1946年の噴火以来となるが、溶岩が住宅地に到達するまで2週間以上かかる見通しという。

桜島の降灰:09年鹿児島市内、農業被害5億7450万円

毎日新聞(2010年2月2日) 

2009年の鹿児島市内での桜島の降灰による農業被害は約5億7450万円で、前年より約4750万円増えた。04年の合併以降、最高額という。

桜島の爆発的噴火 2010年01月21日までにはや100回超

朝日新聞(2010年01月22日)

今年2010年の桜島の爆発的噴火回数が1月21日に早くも100回を超えた。昨年より半年近く早い。
気象台担当者は「次のステージに進んだとは考えていない」としながらも、これまで通り警戒は必要とした。
昨年12月も約150回噴火しているので、とりたてて今年になってからという事ではありませんが、年明けても桜島は相変わらず活発な動きをしているようです。
こちらに今までの統計があります。→ 桜島月別噴火回数(1982年より観測開始) 鹿児島地方気象台ページ

桜島の爆発的噴火、2009年最多548回 2010年、年明け後も活発な活動

朝日新聞(2010年1月2日)

鹿児島地方気象台がまとめた2009年の桜島(鹿児島市)の爆発的噴火の回数は548回、年間最多だった1985年の474回を上回った。気象台の担当者は「このペースでいけば、今年は爆発の回数も降灰量も昨年を上回ることが十分考えられる」と話している。

桜島噴火 過去最多 マグマ1年前の10倍

読売新聞(2009年12月23日)

研究者ら「大規模爆発はない」
京都大防災研究所火山活動研究センターなどは22日、記者会見を開いた。大規模な爆発の可能性は低いが、約1年前に比べて桜島に供給されるマグマが約10倍に増えており、今後も小規模の噴火が続くとの見通しを示した。
記者会見したセンターの井口正人准教授は、「小規模な噴火を繰り返すことで、火口直下にマグマがたまりにくい状況になっており、大規模な爆発は考えられない」とした。その一方、1946年(昭和21年)に昭和火口から溶岩が流出する直前の状況に酷似していることを指摘。

「最終的に溶岩流出」 鹿児島・桜島 京大、気象台が活動予測

西日本新聞(2009年12月23日)

鹿児島地方気象台と京都大学防災研究所火山活動研究センターは22日、鹿児島市役所で会見、「最終的には溶岩流出に至る」との見通しを示した。流出時期については「予測は難しく、マグマの供給などを注意して観測する必要がある」としている。

マグマたまる桜島 爆発的噴火は年間最多475回

情報元:朝日新聞(2009年12月22日)

鹿児島の桜島で、地震などを伴う爆発的噴火が21日夜に55年の観測開始以来の最多となる475回を記録。
地下には膨大なマグマの蓄積が進んでいるとみられ、噴火の予知や防災のための懸命な取り組みが続いている。
桜島の噴火が多かった85年の降灰量は約2400万トン。しかし、今年は150万トン程度で、その差だけのエネルギーが地下に蓄積されていると考えられるという。 大隅半島と地続きになった大正噴火のときの8〜9割のマグマが、すでに蓄積されていると見る専門家もいる。

桜島爆発農業被害5億円超(鹿児島市議会特別委で見通し)

情報元:読売新聞 (2009年11月13日)

12日鹿児島市議会の桜島爆発対策特別委員会が開かれ、農作物への被害額が年間で5億円を超えるとの見通しを示した。
桜島は今年に入ってから12日午後9時までに爆発的噴火を427回記録、これは1955年の観測開始以来、85年の474回に次いで、2番目の多さで、特に7月以降は昭和火口の活動が活発化しており、このまま推移すると史上最多を更新する可能性が高いという。
京都大防災研究所・火山活動研究センターの石原和弘教授は、桜島の地下には毎月約100万トンのマグマが流入していると見られ、爆発によって流出しているのは毎月50万トン程度に過ぎず、マグマはたまり続けていると指摘。同教授は「回数の多さに慣れて油断せずに、大規模爆発への備えを怠らないでほしい」と話している。

桜島昭和火口活発化 溶岩流出の恐れも

情報元:南日本新聞 (2009年11月13日)

専門家らは1946年に溶岩流出した時に似ており、今回も溶岩流出につながる可能性があると指摘。






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