桜島の句碑(なぎさ遊歩道以外のもの) 桜島観光
桜島の
なぎさ遊歩道沿いに句碑が点在し句碑めぐりも楽しめますが、桜島港周辺にもいくつか句碑が点在します。
その中から撮影したものをいくつか紹介します。(説明文が現地案内文を引用しております。)
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熔岩に秋風の吹きわたりけり 高濱虚子
ようがんに あきかぜの ふきわたりけり / たかはまきょし
この熔岩は、大正3年の爆発によって流出しやもので、この下には幾つかの村は埋没しているが、今はただ、秋風が吹くだけである。
高濱虚子は1874年、松山市に生まれた。中学時代から正岡子規の指導を受け、子規没後「ホトトギス」の主宰者となった。俳句の定型と季節の伝統を守り、大正、昭和時代を通して俳壇の支配的存在となった。 1954年文化勲章を受けた。 1959年没。
この句は、虚子が昭和3年10月10日、この地で作ったものである。
又、この句碑は俳誌「郁子」百号を記念して、昭和32年に建立され、碑文は実筆の揮毫を刻んだものである。
上記 句碑の場所 鹿児島県鹿児島市桜島横山町 マピオンマップ 月読神社の境内奥
春潮のまぶしき小手を噴煙に 白谷文城
しゅんちょうの まぶしきこてを ふんえんに / しろたにぶんじょう
錦江湾の春潮が目にきらきらと輝いてまぶしい。
手をかざしてこれを眺めていた作者はやがてそのまま桜島の噴煙に目を移した。
美しい海、雄大な桜島を詠んだもの。
昭和12年初めて桜島に遊び、その風光に魅了され、以来既に5,60回訪れている。
俳歴。昭和10年より「ホトトギス」に拠り高濱虚子、年尾、稲畑汀子の三師の指導を受く。
ホトトギス同人、日本伝統俳句協会評議員。昭和31年春作句 昭和44年秋句碑建立
上記 句碑の場所 鹿児島県鹿児島市桜島横山町マピオンマップ 桜島ユースホステルの入り口付近
志ろ山とさくら島かけあなさやけ正月虹の立ちわたりたり 牧暁村
しろやまと さくらじま かけあなさやけ しょうがつにじのたちわたりたり /
まきぎょそん
意味「城山と桜島とを、なんと美しくもさわやかな正月虹が結んでいることよ」
暁村は1882年、姶良郡加治木出身。ながく鹿児島新聞(南日本新聞の前身)記者を勤め、そのかたわら短歌の道開拓にも努力し、1966年に死去しました。
この歌は1959年年頭の賀歌で、字もまた自筆です。
珍しい冬の虹を感覚鋭く取り上げて縁起が良く、拡張も高い自然詠ですが、錦江湾架橋を夢見るほどの大志を抱けとよびかけているような、スケールの大きい歌です。
暁村にはこのほか、桜島大噴火や鹿児島新八景選定時の連作など「桜島百首」が出来る程の沢山な作品があります。
上記 句碑の場所 鹿児島県鹿児島市桜島横山町マピオンマップ 桜島ユースホステルの前庭
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単行本・A5判 184ページ 1260円 南方新社 1版
(2011/5/27)
福島 大輔 (著), 兒嶋 八重 (著), 大村
瑛 (著),
NPO法人桜島ミュージアム (編集),
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桜島(霧島錦江湾国立公園) SAKURAJIMA 桜島観光
【 桜島の句碑(なぎさ遊歩道以外のもの) 】
- 2012 −
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