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龍門司坂(たつもんじざか)


龍門司坂(たつもんじざか) 02 龍門司坂(たつもんじざか) の場所 

住所 鹿児島県姶良市加治木町木田
地図リンク マピオンマップ GPS: E=130.40.7 N=31.45.4(自信なし目安)
龍門司坂付近に駐車場はありませんので、路肩の広いところに駐車します。

平成18年7月28日 国指定
歴史の道百選(文化庁・平成8年選定)

龍門司坂(たつもんじざか) / 国指定史跡 / 歴史の道百選 


龍門司坂は鹿児島県加治木町山間部に位置、加治木島津家嘉永8年 (1631年) に造った街道で、全長1,500mの内、現在500m弱を当時の状態で見る事ができます。
杉木立につつまれた苔むした石畳の坂道を歩いていると、今にも向こうからお侍さんが歩いて来そうな、そんな雰囲気の、素晴らしいところです。

下から登って舗装路にところまで行かれることをお奨めします。
往復で約1Km、後半が特に雰囲気あって良いです。
雨の多い時期等は、苔でかなりすべる様です、低μ路でグリップの良い底の靴をお奨めします。夏場はヤブ蚊などの防虫対策もあわせて。


以下は、龍門司坂両端にあった現地案内板二種類を合体しつつ、作成した文です。

江戸時代の主要街道(薩摩では街道を筋と呼ぶ)のうち、鹿児島城下を起点として北上し、白銀坂を通り加治木で宮崎方面に向かう「日向筋」と分岐して、大口を経由して熊本へ続く街道を「大口筋」といいます。
龍門司坂は、杉木立と木洩れ日、そして苔むした石畳の風情が美しい坂道で、石畳敷きの平均幅は約4m最大幅は7mあり、全長は1500mと考えられていますが、集落内にある両端部は舗装されており、現在は山間部の486.8mが当時の状態で見る事が出来ます。

龍門司坂(たつもんじざか) 04 この石畳はあまり段差を付けない石敷きが特徴で、斜面に敷かれた石畳がずれないよう、縦に深く埋める石列を地形に沿って設ける工夫が施されていいます。
また、傾斜の強い場所などには側溝を設けるだけでなく、雨水が一ヵ所に集中してのり面を侵食しない工夫も随所にみられ、薩摩街道の中でも大規模に整備された坂道です。
古文書「加治木老物語」によると、龍門司坂は寛永12年(1635年)に造られました。
私領である加治木島津家が寛永8年(1631年)に創立されていますので、藩直轄地であった溝辺郷や加治木領であった竹子(たかぜ)地区と結ぶため、最初に手がけた大工事だったことでしょう。

大名行列や物資の搬出などに使われ、江戸と薩摩を結ぶ重要な街道でした。
この坂道は粘土質で滑るうえ、風雨による決壊がひどかった為、元文6年(1741年)加治木領主島津久門の時代に、木田村樋ノ迫の石材を切り出し、街道に石が敷かれました。

龍門司坂(たつもんじざか) 06古文書によると、この坂は「龍門司街道」「だつもじ坂」「龍門寺之坂」「たつもんし坂」などと表記され、近くに「住吉龍門寺ト云寺有リ、於テ云」と説明してある文書もあります。
龍門司坂の近くには敷設に使用した凝灰岩(ぎょうかいがん)通称樋ノ迫石(ひのさこいし)の採石場があり、そこには加治木島津第四代久門直筆といわれる「山神」の祠(ほこら)が、作業の安全を願って建立されています。
おそらくこの頃、薩摩藩は領内において大規模な街道整備を実施したのでしょう。

加治木は栗野からえびの市につながる加久籐筋(かくとうすじ)や、そこから人吉地方へ続く球磨筋(くますじ)なども大口筋同様につながっており、古代から中世にわたり幹線道であった川内−蒲生−国分ルート上でもあって、また湊(みなと)では中世から海外貿易や、産物の積み出しも盛んに行われていました。
人や物、情報、技術が行き交い、交易の街として繁栄してきた姿を龍門司坂は伝えているのです。

明治10年(1877年)2月、西南戦争では大勢の見送りの人々に送られて、総勢6千名とも言われる薩摩兵士がこの坂道を登って熊本方面を目指しており、別府普介に率いられた6番(加治木隊)、7番大隊は大口筋を通って佐敷(熊本県芦北町)へ、西郷隆盛率いる本営は加久籐越えから人吉へ向かっています。

平成元年と二年にはNHKドラマ「跳ぶが如く」の撮影も行われました。 / 案内看板文引用終わり。

[写真はクリックすると別ウインドウで拡大します。]

従来は「竜門司坂」とも書いていたかも?

加治木町のサイトに“龍門司坂は,「竜門司坂」として昭和62年に鹿児島県指定文化財となっていましたが,今回,江戸時代の主要幹線「大口筋」の一部で,鹿児島市から姶良町をつなぐ「白銀坂」と一緒に,近世の交通を考える上で貴重な文化財として位置付けられました。平成18年7月28日付けで国指定文化財になりました。
とありました。私の今、読んでいる本「鹿児島の歴史散歩」も竜門司坂となっておりました。変わったのでしょうかね?

龍門司坂 龍門滝 周辺地図 (アバウト)NHK大河ドラマ「篤姫」のロケにも使われた?

訪問後、龍門司坂関連をインターネットで調べると、NHKドラマ「篤姫」の第二話、参勤交代の行列が通った坂道のシーンはここでのロケである旨、書かれたページもいくつか見かけました。
(余談ですが、「篤姫」良かったですね。久々毎週楽しみに見た大河ドラマでした。)

NHK大河ドラマ「龍馬伝」ロケにも使われたようです。

2010年7月28日、「龍馬伝の」ロケが行なわれました。
9月5日の第36回「寺田屋騒動」で岩崎弥太郎が、京都から土佐へ戻る山の坂道?で苔に足をとられたか?コケたシーンでした(笑)

龍門寺ではなく龍門司

龍門の坂・・と、ついつい思いがちですが、龍門の坂です。
 

龍門司坂はたつもん 龍門滝はりゅうもん

また、500mほどのところにある日本の滝百選にも指定されている「龍門滝」はりゅうもん滝と読みます。
こっちは「たつ」あっちは「りゅう」なんだかややっこしいですが、そういうことです(笑)

日本の滝百選 龍門滝(龍門の滝)のページ
加治木町 龍門まち歩きマップかごしままち歩き100コース(高速ICからの簡単なPDF地図あり)

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この苔むした石畳の古道、かなり雰囲気ありまして、途中何度も おお!なかなかいい!言いながら登りました。
歴史ファンとか、“石モノ?”ファン等にはたまらないと思います、この雰囲気。当然個人差はあるとは思いますが。

写真を撮られる方へ> 道は杉に被われお昼でも結構暗めですので「絞る」場合には、三脚使用が安心です。
私がこの写真を撮影したこの時は、薄曇の15時頃でしたが、CPL使ってF9まで絞るとSスピードは1秒でした。

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